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日本食品化学学会 第23回食品化学シンポジウム

食品問題と法規制:消費者庁構想をめぐって

 

日 時:2008年10月18日(土) 10:00-15:40

場 所:名古屋国際センター・ホール(愛知)

 

ミートホープ事件、中国ギョーザ事件、飛騨牛偽装事件、食品の安全と信頼を損なう事件が本年も多発しています。こうした中で、緊急時の連携、情報の一元化、など省庁間の所掌の整理・統合への期待が高まり、現内閣の重要施策として消費者行政の一元化を担う「消費者庁」構想が現実のものとなりつつあります。
一方、農薬、汚染物、食品添加物など科学的リスク評価とリスク管理の一元化には、食品安全基本法の設立意義に反するのではないか等、専門家の間で異論も出ています。このシンポジウムは、「消費者庁」の設置に向けて法的・行政的整備を進めておられます内閣府内閣官房消費者行政一元化準備室の担当官より「消費者庁」構想についてご教授いただきます。
また、消費者の側で推進役を担ってこられました日本弁護士連合会の消費者行政一元化推進本部、リスク評価機関である食品安全委員会の、リスク管理機関である厚生労働省や農林水産省のの方々にご講演いただき、消費者庁構想の意義や課題について深めていただきます。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

 

プログラム

食品問題と法規制:消費者庁構想をめぐって

10:00~10:05 ご挨拶 多田幹郎(日本食品化学学会理事長、中国学園大学教授)

座長:中村幹雄(鈴鹿医療科学大学薬学部客員教授)

10:05~11:00 講演(1)消費者行政の一元化に向けた取り組みについて

             岸本堅太郎(内閣官房消費者行政一元化準備室参事官補佐)

座長:合田幸広(国立医薬品食品衛生研究所生薬部長)
11:00~12:00 講演(2)食品安全行政への不信と消費者庁構想への期待

            中村雅人(弁護士、日本弁護士連合会消費者行政一元化
                 推進本部本部長代行)

12:00~13:00 休憩

13:00~13:50 講演(3)食品安全のためのリスク分析とフードチェーン対策
            一色賢司(北海道大学大学院水産科学研究院教授、
                 前内閣府食品安全委員会事務局次長)

座長:白井智之(名古屋市立大学大学院医学研究科教授)

13:50~14:40 講演(4)食品衛生法及び健康増進法の一部移管と
              共管に伴う食品安全行政の課題
            米谷 民雄(静岡県立大学客員教授、
                  前国立医薬品食品衛生研究所食品部長)

座長:平山佳伸(大阪市立大学大学院医学研究科教授、
        前厚生労働省医薬食品局安全対策課長)

14:40~15:30 講演(5)JAS法の移管と共管に伴う食品安全行政の課題
            池戸 重信(宮城大学食産業学部教授、
                  前(独)農林水産消費技術センター理事長)

座長:辻村英雄(サントリー株式会社常務取締役)

15:30~15:40 閉会のご挨拶 水上 元(日本食品化学学会事務局長、
                   名古屋市立大学大学院薬学研究科教授)

 

★名古屋国際センターホールへの交通案内★
JR 名古屋から徒歩7分
名鉄 名古屋から徒歩7分
近鉄 名古屋から徒歩7分

 

定 員:250名(先着順)<定員を超えたときのみ、連絡します>
<定員以内のときは連絡しません。>
参加方法:参加申込書を郵送又はFAXする。必要事項をE-mailにて送信する。
参加費:会員;4,000円、非会員;7,000円(当日、会場受付にて。)

 

主催:日本食品化学学会
〒467-8603 名古屋市瑞穂区田辺通3-1
名古屋市立大学大学院薬学研究科生薬学分野内
FAX:052-833-2925 e-mail:jsfc@minos.ocn.ne.jp