食品の分野に「特定保健用食品」(トクホ)の制度が1991年に導入されて既に16年が経過した。保健の機能を表示する許可を受けるために医薬品と同様の 臨床試験による証明を実施することとされた。この間、食品の保健機能に関する臨床試験は定着し、広告監視の強化などの環境変化もあいまってクホ以外のいわ ゆる「健康食品」の中にも拡大しつつある。しかし、臨床試験で実証したエビデンスは、試験時の品質が市販後も同じであることが保証されてはじめて利用でき る。特に、天然素材を原料とする場合は重要である。また、臨床試験の結果から引き出される結論を正しく解釈しなければ適正な使用につながらなくなる。 今回のシンポジウムでは、機能性を発揮するための基盤となる一定以上の品質を如何に確保するかという問題と、「機能性」の評価をどのように行い、その結果を消費者に誰がどのように伝えるかという問題を取り上げる。
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参加方法:添付の参加申込書にて郵送またはE-mailで!(当日参加可能です。).
参加費:会員;3,000円、非会員;6,000円(当日、会場受付にてお支払い下さい。)
主催:日本食品化学学会・事務局 〒467-8603 名古屋市瑞穂区田辺通3-1 名古屋市立大学大学院薬学研究科生薬学分野内 FAX:052-833-2925 e-mail:jsfc@minos.ocn.ne.jp
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