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私 たちは、食料の生産、製造、加工、保存のために、天然物から抽出した化学物質や有機合成化学を駆使して合成化学物質を作り出し、現代の食生活を享受してい ます。しかし、その一方で、食品中に残留する化学物質や製造あるいは調理過程で生成される化学物質によって食品アレルギーや食中毒など健康を脅かすような 事態もしばしば報告されています。特に、近年話題になった内分泌かく乱化学物質は、化学物質が多様なホルモン様作用に基づいて複雑な生体機能を微量でかく 乱させ、世代を越えて影響を及ばすのではないかと危ぶまれています。しかし、内分泌かく乱化学物質がどのような濃度レベルで発現するのか明らかにされてい ません。 現 在、そのような化学物質の中で微量での生体影響が危惧されるような化学物質については、食品中の微量分析法が要求されています。最新の分析機器を駆使し て、食品中に存在する微量化学物質について信頼性の高い分析値を取得できれば、食品の安全性を保証し、安心を提供するものと期待されています。 本シンポジウムは、これらの「食品中の微量化学物質の最新の分析手法」と最近の動向について、情報を提供するよう意図されたものです。 |
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参加方法:添付の参加申込書にて郵送またはE-mailでお申込み下さい。 参加費:シンポジウム3,000円(会員)、5,000円(非会員)、交流会:4,000円 (参加費は、当日会場にて徴収致します。)
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