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日本食品化学学会 第14回食品化学シンポジウムのご案内(第1報)
食品中の天然添加物の分析法をめぐって
2002年11月1日(金曜日) AM10:00~PM17:00
大阪薬業年
金会館・6F
大阪市中央区谷町6丁目5-4 Tel06-6768-4451

近年、いわゆる天然添加物の利用の技術的進歩は目覚しいものがあり、世界的な健康志向とも相まって、その利用はわが国のみならず世界的な潮流となっています。国際機関、中でもCODEX-CCFACでの添加物の評価対象に天然添加物が見られたり、新たな天然添加物にINS番号が付与されたり、天然添加物は大きな地位を占めつつあります。

一方、天然添加物の先進国であるわが国においては、平成7年の食品衛生法改正に伴い、既存添加物(いわゆる天然添加物)として489品目が確定しました。また、規格・基準についても、平成11年に改定された食品添加物公定書(第7版)への天然添加物60品目および3製剤の収載され、さらに残りの品目についての日本食品添加物協会による自主規格の策定により成分規格の整備も進んでいます。

しかし、食品流通の国際化の中で、BSE問題、遺伝子組換え食品の表示問題、食品へのアレルギー原材料物質の表示問題、輸入野菜の残留農薬の問題、輸入食品中の未指定添加物問題など様々な課題や問題も発生しており、「食の安全性」を確保することが、私達の共通の課題となっています。

食品化学の立場から天然添加物を眺めたとき、食品中の天然添加物の定性・定量は大きな課題であり、早急に分析法を確立することが求められています。本シンポジウムは、これらの状況を踏まえ、現在までの関連する調査研究の成果や各種の試験・研究について取り上げ、参加者が天然添加物分析法について少しでも掘り下げられるように意図されたものです。演者には本分野の最先端の研究に携わるアカデミー、こうした分野の製品を提供する使命を持つ生産者、消費者、政府関連研究機関、地方行政機関の担当者などが予定されています。


*プログラムはこちらです。


・電車でお越しになる場合
地下鉄御堂筋線「新大阪」より「心斎橋」で長堀鶴見緑地線に乗換「谷町6丁目」で下車(約25分)


・タクシーでお越しになる場合
「新大阪」駅より約50分
「大阪」駅より約30分
・駐車場はありません。



参加方法:参加申込書を印刷し、必要事項を記入の上、郵送またはFAXにてお申込みください。
参加費:シンポジウム3,000円(会員) 5,000円(非会員)、交流会4,000円
定 員:300名(先着順) *参加費は、当日会場にて

問合先:日本食品化学学会・事務局 武庫川女子大学薬学部 衛生化学教室内
〒663-8179 西宮市甲子園九番町11-68
FAX:0798-41-7525(直通)

E-mail:jsfc@minos.ocn.ne.jp