行事一覧
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日本食品化学学会 第8回食品化学シンポジウム

内分泌攪乱化学物質をめぐる生活と
食の安全についての国際シンポジウム

 

後 援:厚生省、通産省、農林水産省、環境庁

日 時:1998年6月29日(月)-30日(火)

場 所:国際連合大学本部(東京)

参加者:300名(満席)・・・・約1,000名の参加申込があった

 

演題及び講師:
1998年6月29日(月) 9:20~12:00
  サテライトプログラム
 趣旨:シンポジウムに先立ち、シンポジウムの議論の理解に役立つ基礎知識を
    提供する教育的プログラム
 挨拶及び座長 
        日本食品化学学会事務局長 伊藤誉志男
       (武庫川女子大学薬学部教授)
 ①内分泌攪乱物質を理解するための内分泌学一般の知識・・・40分
        講師:紫芝 良昌(虎ノ門病院分院長)
 ②内分泌攪乱物質とは何か・・・40分
        講師:井上 達(国立医薬品食品衛生研究所毒性部長)
 ③内分泌攪乱物質の作用メカニズム・・・40分
        講師:藤本 成明(広島大学原爆放射能医学研究所助教授)
 ④化学製品(プラスチックを中心に)の応用とその安全対策・・・40分
        講師:三木 保(住友化学工業株式会社部長)

 1998年6月29日(月)13:00~17:40
 開会の挨拶
          日本食品化学学会顧問 山中 和
        (財団法人日本産業廃棄物処理振興センター理事長)

 第1セッション(13:00-15:20)
  内分泌攪乱物質に関する実験結果(インビトロ、インビボ)
  座長:田中 慶一(大阪大学薬学部教授)
  ①内分泌攪乱物質に関するin vitro試験・・・40分
        講師:西原 力(大阪大学薬学部教授)
  ②内分泌攪乱物質にかんするインビボ(生体内)試験成績の概要・・・40分
        講師:鈴木 勝士(日本獣医畜産大学教授)
  ③野生生物への影響が示すもの・・・40分<
        講師:井口 泰泉(横浜市立大学理学部機能科学科生物学教授)
  ④質疑応答・・・10分

 第2セッション(15:20-17:40)
 内分泌攪乱物質の暴露
 座長:中杉 修身(国立環境化学研究所環境部長)
  ①水、大気、土壌等環境からの暴露・・・30分
       講師:白石 寛明(国立環境研究所化学環境部)
  ②汚染物質の食品を介した暴露・・・30分
       講師:堀 伸二郎(大阪府立公衆衛生研究所食品化学課長)
  ③食器用器具・容器包装からの暴露・・・30分
       講師:河村 葉子(国立医薬品食品衛生研究所食品添加物部室長)
  ④植物由来の天然「環境ホルモン」について・・・30分
       講師:山﨑 和男(広島大学医学部総合薬学科活性構造化学教授)
  ⑤質疑応答・・・10分

1998年6月30日(火)9:30~18:00
 第3セッション(9:30-12:00)
 人間の健康への影響

 座長:福島 昭治(大阪市立大学医学部教授)

  ①一般毒性試験からみた内分泌攪乱化学物質・・・35分

       講師:三森国敏

       (国立医薬品食品衛生研究所安全生物研究センター病理部第3室長)

  ②東京地区在住日本人の精液性状の現状について・・・20分

       講師:押尾 茂(帝京大学医学部泌尿器科講師)

  ③妊孕能を有する日本人性正常男性における生殖機能について・・・20分

   -妊娠女性のパートナーにおける生殖機能調査より-

       講師:岩本 晃明(聖マリアンナ医科大学教授)

  ④内分泌攪乱物質と女性の生殖機能・・・35分

       講師:牧野 恒久(東海大学医学部産婦人科学教室教授)

  ⑤内分泌攪乱物質の悪性腫瘍に対する影響・・・35分

       講師:白井 智之(名古屋市立大学医学部第一病理教授)

  ⑥質疑応答・・・5分

 第4セッション(13:00-18:00)

 内分泌攪乱物質と健康、国際的な取り組みとわが国の取り組み

 座長:中垣 俊郎(厚生省生活衛生局食品化学課課長補佐)及び

     中澤 裕之(星薬科大学教授)

   ①経済開発協力機構における取り組みと国際協力・・・40分

        講師:Dr.Herman Koeter, OECD

  ②国際保健機構における取り組み・・・40分

       講師:Dr.M.Younes Programme on Chemical Safety of WHO

  ③米国環境保護庁における取り組み・・・40分

       講師:Mr.Gary Timm EPA

  ④ヨーロッパにおける取り組み・・・40分

       講師:Prof.Lewis L Smith, MRC Institute for Environment and Health

  (休憩 10分)(15:40-15:50)

  ⑤わが国における行政的な取り組み・・・40分

       講師:黒川 達夫(厚生省生活衛生局食品化学課長)

          塩沢 文朗(通商産業省基礎産業局化学品安全課長)

          副島 陽一(農林水産省農産園芸局植物防疫課農薬対策室長)

          吉田 徳久(環境庁環境保健部環境安全課長)

  ⑥外因性内分泌撹乱物質の研究:アカデミックな立場からの取組・・・30分

       講師:宮本 純之
         (国際純正応用化学連合(IUPAC)「化学と環境」部会長)

  ⑦産業側からの取り組み・・・30分

       講師:加藤 正信
                  ((社)日本化学工業協会エンドクリン・ワーキンググループ委員)

  ⑧消費者からの提言・・・20分

       講師:日和佐 信子(全国消費者団体連絡会事務局長)

  ⑨質疑応答・・・10分

  まとめの挨拶

         日本食品化学学会理事長 藤井 正美(神戸学院大学教授)